起業を考えるならビジネスモデルの軸をズラそう

こんにちは!

月額制のジムで、全く行かなかった月はお金を返金してくれるジムが現れたら良いのにと思ってる石川です。ジム側にとっては、メリットよりもデメリットの方が多分でかい気がするので難しいと思いますが、そこはなんとか男気でお願いします。

さて今日は、こてこてのビジネスネタです。

僕は、ベンチャーにいた時に占い市場で事業立ち上げを経験したことがあります。結果から言うと、その事業自体は失敗に終わり1年ほどで撤退しました。(「なんで占いやねん!」というツッコミはおいておきます。自然の流れでそうなりました笑)

沢山の方にお世話になったのに、恩を返せず申し訳なかった痛い経験です。資金もいくらか失いました。

まあ、失敗した原因はたくさんあります。

起業というのは、ひとえに「これとこれとこれをきちんとやれば上手くいく」というような単純なものではないと僕は思ってます。料理のように、お肉と人参とじゃがいもをいれて、醤油大さじ1、みりん大さじ1、砂糖を少し入れて…みたいなレシピ通りにやれば再現性の高いものが作れるわけではないです。

ビジネスは、あくまで「関数」であり、その要素は無限にあります。いろんな要素が絡み合って、結果に影響してくるので、再現性の高い確実な起業レシピは存在しないと思ってます。大きくすることを目指す事業を始める場合は、特に難しいです。読めないことも多いです。

今回失敗した原因はなにか!?

その中でも、一番の原因を強いてあげるならば「ビジネスモデルの軸をずらさなかったこと」だと考えています。説明します。

ビジネスというのは、突き詰めて言うと「ビジネルモデル×人×金」の数式で成り立ちます。当たり前と思われるかもですが、この公式がめちゃくちゃ重要です。さっき言ったように色々な要素が関わってくるので、かなりシンプルに簡素化して言えば、という話です。

そして、これは足し算では無くて掛け算です。容易に想像できると思いますが、スタートアップというのは基本的には人も金をかなり少ないわけです。これは、実際に事業をやってみるとよ〜くわかると思います。資源が少ない、資源を獲得してくる方法もよくわからない、という状況はかなり無理ゲーです。とにかくしんどいっす。

で、僕たちが占い市場で挑戦したのは「電話占い」というビジネスモデルでした。電話で占い師とお客さんをつなぐビジネスモデルです。占い市場は、めちゃくちゃ市場規模はでかいです。電話占いをやっている会社も既にたくさんあって、お客さんもたくさんいるという状態でした。

我々はwebの知識がある程度あったので、どこか古臭いこの占い業界でなら勝てるんじゃないかと思ってました。まずは、電話占いで始めてトントンになってきたら差別化したらええやんと思ってました。

しかし、結果はなかなか採算が合わない。市場はでかいんだけど競合がいすぎて、供給側(つまり占い師のこと)を集めるのも大変、広告を打ってもなかなかお客さんが来てくれない。同じようなサイトがありすぎてなかなか上に上がってこないという状況でした。まさに、体力勝負。

ある程度は思っていたものの、完全に想定以上の無理ゲーさでした。(ただし、「ある程度の小ささで良いや」というそもそもの目的が違う場合や、覚悟を持って10年くらいの長期戦でいく場合は別だよ)

ここで、さっきの数式を考えるとふっと腑に落ちます。「ビジネルモデル×人×金」です。

要するに、まったく同じ「ビジネスモデル」で投入しても、「人」と「金」が圧倒的に少ないので結果は散々になるわけです。

だから、僕たちが最初からやらなきゃいけなかったのは、「ビジネルモデル」の軸を完全にズラすことでした。「ズラす」というのは、他社より安くするとか、他社より質を良くする、とかそういうことではありません。それでは同じ「ビジネルモデル」の範疇です。同じビジネスモデルでは所詮、人と金の力には敵いません。

例えば、いま電話占いが有料なのを完全に無料で提供するとか、月額のサブスクリプション型にするとか、はたまた、今占い師が人でやっているのを音声データを取って完全にAIに喋らせるとか。中身はともかく、ビジネルモデルの軸を大きくずらすことです。そうすれば、戦う土俵が変わってくるので、まだ人や金が少なくとも戦える可能性がグンと上がります。

「どうやって軸をずらせるか」を考えなきゃいけなかったわけです。僕らは気づくのが遅すぎました…。

レッドオーシャンで挑もうとしている、既存プレイヤーがいる市場で挑もうとしているベンチャーの場合は、改めて考えてみると良いかと思います。

以上、起業や新規事業を考える場合は、ビジネスモデルの軸をずらそうねという話でした。

ありがとうございました!また明日投稿します。

 

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