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高い店はこうして作られる。日本料理【龍吟】

こんにちは。石川大貴です。

さて、今日は前回の記事の続きです。

前回は「世の中は二極化していくんじゃないか」というお話をしました。
それは、
①安い店
②高い店
の二つです。

①安い店が、なぜそうなるかと言うと、
・あらゆるgoodなサービスは真似される運命にあるから。
・人々は「同じ」でいいならば、安い方を買うから。
・他社が価格を下げたら、会社は追随して価格を下げる価格勝負に陥るから。
・結果として、コモディティ商品は価格が下がり、シェアと効率の勝負になっていく。
という世の中のシステムですね。

一方で②の高い店は、
・「唯一」であることが長期的に保たれる何かしらの理由を持っている
という点で、高い価格で勝負することができます。

②の高い店のなかでも、特に印象に残っているお店があるので、今日はその体験を紹介したいと思います。

東京にある「龍吟(りゅうぎん)」という日本料理レストランです。今は日比谷に本店を移したそうですが、まだ六本木にある時に行きました。

ミシュランで3つ星を獲得したお店です。東京では、ミシュラン3つ星店は13店舗しかありません。

このお店の場合は、「カリスマシェフが経営している」という点で「唯一」のお店です。他には絶対に真似できません。

山本征治さんという方がやっています。

「カリスマ」ということで、まずは山本さんご自身の圧倒的な努力、積み上げがあります。

NHK「プロフェッショナルの流儀」にも出ているのでその動画を観ると良く分かると思います。「寝る食う以外は、全て料理」という人生をずっと続けて来られた人間です。尊敬します。

じゃあ、カリスマになれればそれだけで成功できるのかと言えば、全くそうではありません。龍吟には、確かな「世界観」があり、それを体現する無数の「工夫」がなされています。

まずはwebサイトからも見て取れると思います。龍吟のwebサイトからも「ん、これがレストラン?」と思うような、他とは違う点を感じられると思います。見た目もそうですが、料理に対する考え方、ストーリーが存分に表れています。

「日本料理 流吟」webサイト
http://www.nihonryori-ryugin.com/

予約の電話もとても丁寧で、アレルギーや好き嫌いまで聞かれます。予約の日が近くなると確認の電話などもしてくれます。

龍吟では、1組1組によってメニューが異なったりします。アレルギーや好き嫌いによって変えるのはもちろんのこと、何度も通っているお客様には飽きさせないようにと、違う物を出したりもします。

当日レストランに行くと、まずは入り口の入る前から「お香」の香りがしました。「料理」だけが全てではなく、一つの「体験」としてあらゆる演出をします。食事の前に少しの間待たされるウェイティングルームでは、山本征治さんのプロフェッショナルの流儀が大きいTVで流されていました。ずるい演出です笑。食べる前に、こんなの見せられたら絶対上手いだろうなと期待してしましまいます。

そのあとに、席に通されます。

受付係は女性で、料理を出すサーブは全員男性でした。カチッとした服ですごく素敵な人たちです。立ち振る舞いもめちゃくちゃかっこいい。お酒の資格も持っています。

確かコースで大体3時間超の内容だったと記憶していますが、とにかく全てに圧倒されました。料理自体も、日本料理の創作料理なので「こんなの見たことないよ」という内容でした。

味に関しても、コースの一品目から度肝を抜かれる感じです。そこから最初から最後までずっとサプライズの連続です。料理人の覚悟を感じるお皿しか出て来ませんでした。なんというか、山本さんの「生き様」を感じます。(これも、食べる前にプロフェッショナルの流儀を見せられたことや、店の雰囲気などに影響されてることはいうまでもありませんが。)

あゆの塩焼きなんかも、僕が知ってるあゆの塩焼きではなかったです。料理がくる時には、風鈴がつけられてた竹籠の中にお皿を入れて運ばれてきます。まるであゆが泳いでいるかのように自分の皿の上にのっけられます。五感全てを使って楽しませてくれるのがこのお店です。一口かじると頭の中で知ってるあゆの食感とは全くかけ離れているサクサク感。まさに絶品。器、皿、演出、味、どれもが最高でした。

さらに日本人や外国人、年齢などによっても、同じメニューであっても濃さ薄さを若干調整しているそうです。出すタイミングにもこだわっていて、1組1組のお客さんの食べるペースを見ながら料理を作っていきます。とにかくそのお客様にとって「ベスト」な状態の料理を出すことが哲学で、そのためには一切の妥協はしません。料理のためにやれることは全てやる。「一切の妥協がない」ということの覚悟は、実際に食べたらすぐに本物であることがわかります。

コースで、一人3万5000円くらい。プラスお酒代が入って一人4、5万くらいだったと記憶しています。

行く前は、ありえないほど高いと思ってましたが、行った後は「安い」とすら感じました。それだけ、「他にはない体験」でした。時間と苦労、いや人生そのものが注ぎ込まれていることを感じ、独自の世界観が圧倒的な非日常体験でした。ここに来ずに、人生を終えるなんてもったいない、とすら思います。

「どうやって高い店を目指すのか」という意味で、何かしら参考にできるお店だと思います。機会があったらぜひ行ってみてください。

今日はレストランの思い出話になりました笑。この辺で失礼します。また明日〜!

起業を考えるならビジネスモデルの軸をズラそう

こんにちは!石川大貴です。

さて今日は、ゴリゴリのビジネスネタです。

僕は、ベンチャーにいた時に占い市場で事業立ち上げを経験したことがあります。結果から言うと、その事業自体は失敗に終わり1年ほどで撤退しました。(「なんで占いやねん!」というツッコミはおいておきます。自然の流れでそうなりました笑)

沢山の方にお世話になったのに、恩を返せず申し訳なかった痛い経験です。資金もいくらか失いました。

まあ、失敗した原因はたくさんあります。

起業というのは、ひとえに「これとこれとこれをきちんとやれば上手くいく」というような単純なものではないと僕は思ってます。料理のように、お肉と人参とじゃがいもをいれて、酒大さじ1、醤油大さじ1、みりん大さじ1、砂糖を少し入れて…みたいなレシピ通りにやれば再現性の高いものが作れるわけではないです。

ビジネスは、あくまで「関数」であり、その要素は無限にあります。いろんな要素が絡み合って、結果に影響してくるので、再現性の高い確実な起業レシピは存在しないと思ってます。大きくすることを目指す事業を始める場合は、特に難しいです。見えないことや読めないことも多いからです。

今回失敗した原因はなにか!?

その中でも、一番の原因を1つだけあげるならば「ビジネスモデルの軸をずらさなかったこと」だと考えています。どういことか説明します。

ビジネスというのは、突き詰めて言うと「ビジネルモデル × 人 × お金」この3つのかけ算で成り立ちます。

当たり前じゃんと思われるかもしれませんが、この公式がめちゃくちゃ重要で、僕は今めちゃめちゃ深いことを言っています(自分で言うな笑)。

さっき言ったように色々な要素が関わってくるのは事実ですが、削ぎ落としてシンプルに簡素化して言えば、という話です。

そして、これは足し算では無くて掛け算です。容易に想像できると思いますが、スタートアップというのは基本的には人も金をかなり少ないことが多いわけです。この感覚は、実際に事業をやってみないと分からないと思いますね。資源が少ない、資源を獲得してくる方法もよくわからない、という状況はだいぶ無茶な無理ゲーです。とにかくしんどいっす。

で、僕たちが占い市場で挑戦したのは「電話占い」というビジネスモデルでした。電話で占い師とお客さんをつなぐビジネスモデルです。

参考までに、占いの市場は、市場規模としてはかなり大きいです。電話占いをやっている会社も既にたくさんあって、お客さんもたくさんいるという状態でした。

我々はwebの知識がある程度あったので、どこか古臭いこの占い業界でなら勝てるんじゃないかと安易に思ってました。まずは、電話占いというビジネスモデルで始めてトントンになってきたら、新しいことを始めたり、差別化していけばいいかななんて思ってました。

しかし、結果はなかなか採算が合わない。市場はでかいんだけどレッドーシャンすぎて、供給側(つまり占い師のこと)を集めるのも大変、広告を打ってもなかなかお客さん側も来てくれない。同じようなサイトがありすぎてなかなか上に上がってこないという状況でした。もうまさに、ガチンコの体力勝負。

ある程度は思っていたものの、想定以上の無理ゲーでした。僕たちは短期で結果を出し、勝ちに行きたかったのですがそれは叶わないと悟りました。

ここで、さっきの数式を考えるとふっと腑に落ちます。

ビジネスというのは、「ビジネルモデル × 人 × お金」です。

要するに、他社とまったく同じ「ビジネスモデル」で持って投入しても、「人」と「お金」が圧倒的に少なければ、出力される結果は散々になるわけです。

だから、僕たちが最初からやらなきゃいけなかったのは、「ビジネルモデル」の軸を完全にズラすことでした。

「ズラす」というのは、他社より安くするとか、他社より質を良くする、とかそういうことではありません。それでは同じ「ビジネルモデル」です。同じビジネスモデルでは所詮、人、金の勝負です。気合で死ぬほど働いたところで、資本の力には敵いません。

「ビジネスモデル」の軸をずらすというのは、どういうことなのか?

例えばですが(上手くいくかどうかは別として)、現場の業界、他社のサービスが有料なのであれば、それを完全に無料で提供する。とか、他社のサービスが都度課金性ならば、月額のサブスクリプションモデルにする。とか。はたまた、他社のサービスでは人間が占いをやっているのであれば、それを音声データを取って完全にAIに占いをさせるとか。

まあ成否はともかく、ビジネルモデルの軸を大きくずらすというのは、そういう感じです。そうすれば、戦う土俵が変わります。土俵が変われば、人やお金勝負でなくても勝てる可能性がグンと上がります。

「どうやってビジネスモデル軸をずらせるか」を最初から考えなきゃいけなかったわけですね。僕は気づくのが遅すぎましたけど。

レッドオーシャンで挑もうとしている、既存プレイヤーが沢山いる市場、成熟市場で挑もうとしているベンチャーの場合は、改めて考えてみると良いかと思います。

以上、起業や新規事業を考える場合は、ビジネスモデルの軸を思いっきりずらそうねという話でした。

ありがとうございました!それではまた。

 

マタニティフォトを体験してみた

こんにちは。石川大貴です。

さて今日は、「マタニティフォト」のビジネス話です。

みなさん、マタニティフォトってご存知でしょうか?

妊婦さんがお腹が大きい時に、記念写真を撮ってくれるサービスです。

こんな感じ。綺麗ですね。


僕の奥さんから「マタニティフォトを撮りたい」と言われたので先月に体験して来ました。

まず、妊婦さん日本にどれくらいいるんだろう?と気になったので調べてみました。

日本は安産大国のようで、出産時に赤ちゃんが亡くなってしまう確率は1000人に1人ほどで、0.1%くらいのようです。
出生数をみてみると年間でざっくり94万人くらいみたいですね。ってことは、妊婦さんもそのくらいですね。おー結構いるじゃん。

めちゃくちゃニッチなサービスかなと思ったけど、母数としては割といるっちゃいるかもしれないですね。

僕が行ったところは、東京にある「スタジオネーブル」というところです。ざっとしか調べてないので定かではないですが、おそらくここが「マタニティフォト」の先駆けでありオリジンです。タレントの梨花さんを撮ったことでも有名です。せっかくなので、貴重な体験をしないと勿体無いのでここにしました。

値段は、トータルで4万8000円くらいでした。
(心底たけぇーーーー!と思いました(゚o゚;;流))

行ってみると、普通に小さな一軒家を借りてやっているようで、終始アットホームな雰囲気でした。とてもステキなスタッフさんでした。

最初は、どういう感じにしたいのかカウンセリングから入って、そのあと着替えてから撮影です。カメラマンと合わせて二人で対応してくださいました。全部で1時間くらいです。

感想としては、とてもあったかい空気で撮影してもらえますし、やはり一生に一度しかない「記念」ですのでとても有難い感じを受けました。幸福感に包まれるような時間を過ごすことができますし、写真は家族にとって大切な「記念」となります。

正直めちゃくちゃ値段が高いと思うのですが、それでもお客さんが買うのは「記念」だからですね。

結婚もそうだし、成人式の振袖もそうだし、葬式もそうですが、人生の中で大きなライフイベントに関するサービスは割と高い値付けができます。

「使う頻度が少ない商品」というのは高い値付けができるので、「記念写真」の中でも特に発生頻度が少ない「妊娠」に目をつけたことは、高い値付けをするという意味では良い戦略ですね。

一方で、まずターゲットは妊婦さんに絞られて、その中でも「マタニティフォトを撮りたい」妊婦さんだけに絞られるわけですから、お客さんはそれほど多くいるわけではありません。てか、割合で言ったらめっちゃ少ないと思います。

人生の大きなイベントごとなので購入頻度も1回、もしくは数回だけです。ですので、こういったライフイベント関連のビジネス専門でやるならば絶対に値段を下げてはダメで、もし下げたらやっていけなくなります。

ちなみに、普通に「写真屋さん」としてメシを食っていて、あくまでメニューオプションの一つとして「マタニティフォト」を扱っている場合は別です。多分地方では、ほぼこのパターンなのかもしれないですね。だから、マタニティフォトの「価格は安い」けど専業じゃないから「質もそこそこ」って感じですかね。地方でマタニティフォト専業でいくのは相当きついモデルですね。

このスタジオネーブルの方にお話を聞いたら、オーナーの方は、とにかく自分がやりたくて最初にこのサービスを始めたんだそうです。

当時「マタニティーフォト」なんて全くなかった時代です。欧米では「マタニティーフォト」を撮る文化はあったようですが、日本は全くなかったそうです。そこから、7,8年かけてやっと今の状態になってきたそうです。つまり、新しい市場を作ったという話ですね。すごい。

一社二社が新しいサービスを初めて少し知れるようになると、だいたい後発の同じビジネスが出てきます。おそらく後発でマタニティフォト専門サービスで事業を始めて、潰れていった会社もポコポコとあったと思います。今も、東京で検索してもたくさん出てきますね。

ビジネスにおいて、「厳しい市場」、「今はまだない市場」というのがあって、そこで戦う場合には「長く続けること」が何よりも一番重要なんじゃないかと考えています。今回の体験を通しても、それは思いました。ビジネスを成功させるには、いろんな要素が関連しますが、突き詰めるととにかく「死なずに長く続ける」ことだと思っています。

まだない商品を売っていく、新しい市場を作っていくことは本当に大変なことなので、覚悟を持って長期戦のつもりで挑む形だと良いんじゃないかなと、僕は考えています。

ということで、
本日は、「マタニティフォト」のビジネス話でした。みなさんも、タイミングが来たらぜひ体験してみてください!
また明日〜。

ライザップイングリッシュを体験してみた

こんにちは。石川大貴です。

今日は英語についてのお話です。そういえば僕はライザップイングリッシュに3ヶ月ほど行きました。受けたのはだいぶ前ですが、体験として共有させていただきます。

ライザップイングリッシの勉強法自体は、特別独自のメソッドがあるようには感じず(少なくとも僕はそう認識しました)、すでに知っている勉強法でした。

ちなみに、僕は何校か英語のスクールに行ったことがあり、いくつか体験しています。
「英語の勉強法」自体では、差別化はもうできないんだなと思いました。英語学習というのはものすごく大きい市場で、すでに成熟期にも入っていると言えると思います。

正直勉強法なんて、本やネットからいくらでも自分で拾える時代です。良い情報がいくらでも転がっています。

では、何がライザップイングリッシュでの「価値」なのかというと、「コミュニケーションによるモチベーション維持」でした。

ライザップイングリッシュでは、授業時間自体はそれほど多くありません。僕の場合は、週1回ペースで、時間はたった1時間でした。

マンツーマンレッスンということで、労働集約のビジネスなので授業数や授業時間を増やすほど、コストが増えることになります。それをやってしまうと従業員も疲弊しますし、利益が減っていきます。週1時間だけの少ない時間に抑えて、且つ価値を感じさせるのは上手いな〜と思いました。

成果を出すには、先生が頑張るのではなく、生徒に勝手に頑張ってもらうのが一番ありがたいわけです。それで、生徒も「結果」が得られれば万々歳です。学校側も少ない労力で価値を提供することができます。

ライザップイングリッシュでは、宿題が大量に出されて、その進捗を毎日先生に報告します。ここが、一番の価値ポイントでした。どちらかというと、コーチングに近い感じですかね。

毎日報告しなきゃいけないので、サボれないという状態になります。先生はものすごく自分のことを応援してくれるので、サボるとなぜか罪悪感みたいなのが生まれます。

ちなみに余談ですが、僕は専属の先生が途中何回か変わりました。
その中で、むしろこの価値の源泉を理解していない先生がいて「毎日の報告」を重要視しない先生もいました。

「あ、メールは忙しかったら毎日じゃなくてもいいよ!」的な感じで優しさで言ってるのでしょうが、その場合、ライザップイングリッシュの価値はほぼゼロです。

「我々のビジネスが提供してる価値はこれだ」ということをどんな形にせよ社員に共有しておかないと、こういうことが起きます。

提供してる本質的な価値が「コミュニーケーションによるモチベーション維持」なので、対象は筋トレでも英語でも一緒なわけです。横展開できているのは、そういうことです。

「教えるモノ」ならばなんでもできます。本質はコンテンツじゃなくて、コミュニケーションと仕組みなので。ただし、労働集約である点は変わらないので固定費が付き纏うのは結構しんどいなとは思います。

以上、ざっとライザップイングリッシュの体験共有でした。
英語学習者としては「モチベーション維持をどうするか」が1番の課題なんですね。

ビジネスとしては「価値の本質ってどこにあるんだろう?」と考えてみると面白いかもしれませんね。

では、また明日!お読みいただきありがとうございました。

こんなビジネスモデルどう?無料モニターのマッチングサイト

こんにちは。石川大貴です。

さて、昨日はビジネスの作り方の話をしたので、今日は、こんなビジネスいけんじゃね?という一例を紹介します。言っておきますが、だいぶテキトーです。

僕は、マッチングサイトの運営をしてた時期がありました。toC向け(toCとは一般のお客さん向けってこと。逆はtoB。対企業のこと)のサービスです。

toC向けのサービスは、とにかく最初の営業が大変です。
どうやってサービスを広めていくのか、が大変です。

もともとの資産(使えるお金、実績、人脈など)が少ない場合はめっちゃ大変ですね。

で、最初のスタートの時期に無料でまず使ってもらうやり方は一つの施策としてあります。
いわゆるフリーミアムモデルです。サービスが一回きりではなく、継続して使ってもらえる性質のあるサービスでは有効です。

目を付けるのは「モニター」という仕組みです。

よくサービスをお試しで使ったり、体験したりするモニターのことですね。

それで、実際僕も事業者側として、この無料モニター施策をやったことがあるのですが、
一般のモニターさんを集める作業は意外と大変でした。というか、募集する手段がなくて、きつい。

モニターはまずは、身内や自分の周りで集めるというのが鉄則です。
一般的にみんなに使ってもらえるようなサービス性質であれば簡単だと思いますが、占いなど、人を選ぶようなサービス性質の場合は集めるのが、なおさら大変です。

身内や自分の周りでいなくなったら、その後は他人で集めなきゃいけないわけです。
モニターを募集できるサイトはあるのですが、これがすげー高いんです。掲載するのに数千円とか1万円とかするわけです。払ってられるか!って思います。

それでも、有料でこういうモニターサイトを使っている企業はたくさんあります。
なぜ高額でも使えるかというと、それだけ払っても、お金が戻ってくるからです。

toC向けサービスの場合は、LTVという概念を大事にします。
LTVとは、ロングタイムバリューつまり、お客さんが長期で使うお金のことです。

仮に無料モニターを一人集めるのに1万円かかったとしても、その人が、1回3000円の商品を4回以上買ってもらえるのであればそれはペイするわけです。LTVは1万2千円で、かかった費用を超えますからね。

逆に無料モニターを集めるのに1万円かけても、その人のLTVが一万円以下ならば赤字です。
一回しか使ってもらえない商品特性ならば、モニターを集めれば集めるほど赤字になっていきます。そういう考え方をします。

少し話がずれたので元に戻します。

とにかく、僕はモニターを集めるのに困ったわけです。

新しく始めたサービスだったのでどれくらいのLTVが見込めるのか定かじゃなかったし、そんなにかけられる現金も手元になかった。

この無料モニター集めに困っているというニーズは結構あると思います。
スタートアップ や、小規模事業者、個人事業主などでしょうか。

例えば、一番身近な例でいくと美容師の卵さんもそうです。

専門学校を出ると大体の人がアシスタントとして2年ぐらい修行します。
その期間に練習をしなきゃいけないわけですが、カットモデルを探すのがまあ大変なわけです。
お金もないし、休みも少ないのに、その貴重な休日でわざわざビラ配りしてカットモデル(練習台)を自分で探しているアシスタントさんもいます。

一方で、「無料ならば」無料モニターとして使いたい、という人は世の中に結構多いと思います。

「無料」にはとてもとても大きな魔力があって、タダは人を惹きつけます。サービス運営してた者としては、これは肌感覚としてあります。

ということで、こちら。
①Who is customer?
→モニターを集めたいベンチャーや個人事業主
②What is problem?
→お金をかけずに(自分の周囲じゃなくて他人の)モニターを集めるのに困っている
③solution
無料モニターを募集できるマッチングサイト

マッチングサイトということで、二者いるので…
①Who is customer?
→節約思考のある人。20代30代の男女。低所得者、主婦、高校生など。(ここは全然絞れてないから検証が必要だね)
②What is hope?
→いつも使っているサービスがタダで手に入るのならば、タダが良い。
③solution
無料モニターを利用できるマッチングサイト

みたいな感じですね。
無料モニターのマッチングサイトです。

まあ、似たようなサイトはあるのですが、一人勝ちしてるとこはないと思うので、いけるんじゃないでしょうか?笑

もちろんしつこく検証してみる必要はありますが、可能性はあるかもなと思います。
大事なのは、無料だけを扱って広く集めるという点です。
募集する方も、利用する方も、です。

モニター募集するのにお金がかかったり、
利用する側も、有料になったり手間がかかったりした瞬間に、上の3つの仮説は崩れてビジネスモデルが崩れます。だから、必ず無料です。

オンラインでいけるものは、全国で。無料のお試し食品とか、チャット占いとか。
リアルのものは自分の住んでいる地域から探せるように。無料カットや、無料マッサージや、無料ネイルや、遊園地の無料券など。そんなのが色々並んでいたら、まあ使ってみようかなとは思うんじゃないかと。全部無料なんで。

マネタイズはまずは広告モデルかもしれませんね。
(ただここがまた難しくて収益化できないかも笑)

そして、僕だったら、まずは占いコンテンツを増やして始めます。

マッチングサイトはまずは人を増やしていくことが重要です。

引きの強いコンテンツとそうでないコンテンツというのがあります。やってみないとわからない部分は多いですが、いろんなカテゴリーを用意するにしても大体80対20の法則が働きます。偏りが出ます。

無料占いというのはめちゃくちゃ引きが強いので、まずは占い会社に営業して無料モニターを出品してもらって、そこから攻めていくやり方にします。

ってなことで、気になる人がいたらぜひやってみてください笑。誰もやらないのであれば、超暇になったら作ってみるかもです笑。

それでは、また明日〜。

ビジネスモデルの基本的な構築方法

こんにちは。石川大貴です。

さて、今日はビジネスのまた基本的なお話です。

今の時代、起業を考えておられる方は、そこそこ多くいると思います。この前は中学生で起業したという人がいることを知って、マジかよと思いました。そういった「新しい動き」は周りにも確実にじんわりと影響を及ぼしていくので、環境がじわじわと変わっていくでしょうね。空気が変わっていくのは楽しみですね。

さて、新しいビジネスを考えるときに、僕がいつも頭に置いていることがあるので、それを紹介します。とても基本的なことですが、めちゃくちゃ深くてめちゃくちゃ重要なことです。

ジャベリンボードというフレームワークを聞いたことはありますでしょうか?

日本ではほとんど出回っていないので多分聞いたこともない人が多いと思います。大体のフレームワークはアメリカで生まれて、遅れてから日本に入って来ます。ジャベリンボードもアメリカで生まれたフレームワークです。割と古いやつですね。

ジャベリンボードとは、ビジネスモデルを検証するための一つのツールです。

今回は、それ自体を紹介したいわけではないので、気になった人は自分で調べてみてください。
実際にやってみるとくそおもろいので。人生ゲームみたいです(あ、全然違うけどね。ハラハラドキドキって意味で。)

それでそれで、ジャベリンボードの中で基本となっている考え方があって、その部分が決定的に重要だと僕は考えています。

その考え方とはこいつです。

ビジネスモデルとは、超簡単にいうと…

①Who is customer?
(お客さんは誰?)
②What is problem?
(彼らが抱えている問題はなに?)
③How do you solve the problem?
(その問題をどうやって解決する?)

この3つのシンプルな質問に答えるだけで、ビジネスモデルというのは完成します。
この3つを流れるストーリーとして揃えていくのが重要だよねという考えです。

筋の良いビジネスは大体この3つのクエスチョンに流れるように綺麗に答えられます。

この質問に沿って、いろんな新しいビジネスを考えたり、検証してみると、この奥深さに段々と気づいていくかと思います。

自分で考えてみないとやっぱ掴めないので、ぜひ考えてみてください。年末年始にでもどうぞ。
やってみたい新しいビジネスでも良いですし、いますでに世の中にあるビジネスで当てはめてみるのも良いと思います。

僕の場合は、少し質問を変えます。

ビジネスというのは、基本的に
①困りごとを解決するか
②願い事を叶える
の二種類しかありません。
プラスかマイナスですね

ということは、新しいビジネスを探すには、人々が困っていることを探すか、願っていることを探すかすれば良いわけですね。

ですので、先ほどの②の質問を少し変えて、
②What is problem or hope?
(彼らが抱えている問題もしくは願望はなに?)

という形になります。

要するに、どこの誰が、どんな問題/願望を持っているのか、それに対してどうやって解決するんだということです。

ハイ!答えて!!
起業家になるなら即答できなきゃですね笑。

これが、
失敗するパターンはたくさんあります。

まず、勝手に問題を捏造しちゃうパターン。
②「What is problem?」に対する答えが、
単なるあなたの想像の産物であって、実際にはそんな問題は存在していないわ!ってなると、そもそもそんな問題ないんだから前提が崩れて、その解決法であるサービスもいらんわ!ってことっすね。

もしくは、「問題」が「顧客」とずれてるパターン。
②「What is problem?」の痛みを抱えている人が、一体どこにいて誰なのか特定できていない場合です。そうなると、解決しようとしてる相手に届けられないって話になるのでもちろん失敗します。

あとは、問題は確かに存在してるし、どこの誰がそれを抱えているかも分かってるんだけど、解決法がずれてるパターン。
③「Solution」が、②「What is problem?」に対する答えになってない場合ですね。いやいや、あなたはそのサービスを通してなんの問題を解決するの?提供してる価値が的外れじゃない?って場合ですね。これは、ロジックが苦手な人に多いような印象です。

なんとなくは伝わってますでしょうか…?
このシンプルな質問を揃えていくことは本当に難しくて、本当に奥が深い。けど、すげー重要だと思ってます。

まずは、誰が、なんの問題/願望を抱えているのか、を特定していく。
それが特定できたら、あとはSolutionはいくらでも何通りでも考えられます。その問題/願望に答えられるもの、時代に合ったsolutionをひたすら試していく感じです。

まあ、ビジネスの起点というのは、技術シーズから考えたり、人脈から考えたり、と色々パターンはあるとは思いますが、toC向けの新しいサービスをやる場合には重要にした方が良い視点かと思います。

この3つのシンプルな質問。
①Who is customer?
(お客さんは誰?)
②What is problem or hope?
(彼らが抱えている問題もしくは願望はなに?)
③How do you solve the problem?
(その問題をどうやって解決する?)

これの仮説を立てて、ユーザーインタビューをしたり、テストサービスを提供したりしながらしつこく検証していく。基本はただこれの繰り返しです。

ということで、
今日はビジネスの作り方のお話でした。また明日〜。

「広告」と「広報」の違いはわかりますか?

こんにちはー。石川大貴です。

さて、今日は「広告」と「広報」のお話をします。

基本的なことなので、手短に説明します。

「広告」と「広報」の違い、わかりますでしょうか?

もう答えを言っちゃいますが、、、

お金を払って買うのが「広告」
お金を払うのではなく、媒体に取り上げてもらうのが「広報」です。

広告はpush型、広報はpull型とも言われたりします。

広告というのは、こちらから枠を買うわけです。テレビCMにせよ、電車広告にせよ、ネット広告にせよ、雑誌広告にせよ、あらかじめ広告枠があって、そこにお金を払って買います。媒体の発信力が上がれれば上がるほど、単価は高くなります。

広報というのは、向こうからニュースとして取り上げてもらうわけです。なので、お金は払いません。記事になるようなことをやって、テレビやネット、雑誌などに「ネタ」として取材してもらいます。ニュースとして扱ってもらえるように、イベントや施策を打ったり、媒体各社にプレスリリースを送ったりします。広義の意味で、PRというのはそういうことです。

ここまで読むと、昨日取り上げた内容も理解しやすいかと思います。

ベンチャーの場合は、大型の資金調達をしない限り、お金がないことが多いのでパワープレイでガンガン広告を打ってサービスを広めることは難しいです。最初のフェーズでは特にそうです。

その場合には、お金のかからないpull型のPR戦略が有効になってくるわけです。

ネットでニュースとして取り上げてもらうにはいくつかのパターンがあります。
少し抽象的なので再現性がないかもですが、一応あげてみます。
①時代のキーワードが入っているもの
②ロジカルで独自的な意見が非常に鋭いもの
③みんなが知っている身近な事象の理由
④誰もやっていないこと、誰も知らない新しい動き
⑤テレビでも一度紹介されていること
⑥有名企業に関すること
⑦有名人が発信すること
⑧事件
⑨成功した理由
⑩失敗した理由
⑪突き抜けていること、常識はずれのこと
⑫ほとんどの人が知らない情報
⑬共感をえる内容

この辺りの要素が含まれているとニュースとして取り上げてもらいやすくなります。
そして、一度影響力のあるメディアに取り上げられると、芋づる式に他のメディアからも話が来たりするようになります。

ということで、今日は「広告」と「広報」のお話でした。良いクリスマスを!メリークリスマス!

ダイレクトヘルプマーケティング

こんにちは。石川大貴です。

さて、昨日はfreeeという会社の導入支援コンサルを受けたのでその話です。

僕はつい先日法人登記をして、これから事業を始めていこうかという所でした。

freeeというのは、主にクラウド会計ソフトを運営している会社です。経理処理を圧倒的に簡単に管理していくことができます。

僕は、経理に関してはほぼわからないのですが、設立してしばらくはできるだけ自分でやっていくつもりです。freeeのアカウントだけ登録していた状況です。

突然freeeの人から電話がきて、「何か困っていることがないか」ということで、無料で導入支援をしてくれました。営業だったら面倒なので嫌ですが、無料で教えてくれるとなれば悪い気はしないですね。

僕の場合は、まだ一切freeeの会計ソフトを使っていなかったので、30分のオンラインミーティングで初期設定や使い方などを案内していただきました。おかげで今後どう使っていけばいいのかがわかりました。(まあ、自分で調べれば分かる話ではあるけど面倒なので、教えてくれてよかったです)

これは、確かツイッターなんかも使っていたマーケティング手法だったかと思います。

ユーザーの中で何か困っていそうなお客さんを見つけたら、会社の方からダイレクトに「お困りのことはありませんか?」とヘルプしていきます。問い合わせが来るのを待つのではなく、会社側から積極的に助け舟を出していきます。

お客さんからすれば、ちょうど困っていた所にとても親切に助けてくれた!となるわけで、その会社のことが好きになる可能性があります。

会社に対するロイヤリティーが高まれば、その会社の商品を使い続けてくれたり、他の周辺商品を買うことに繋がったりするかもしれない、という話です。

実際、ダイレクトに教えてもらって僕もこうして勝手にfreeeの宣伝をしているわけです。効果ありですね。

お客さんが困っていることは、人によってもタイミングによっても様々なので自動化することには限界があるかもしれません。人間がやる必要があります。人力なので手間がかかります。
でも、むしろ「人が助けてくれる」からあったかみを感じて、親切だった、感動したとなるのかもしれないですね。

どの業態であっても、活かせる手法かもしれませんね。自分の仕事だったら何ができるかな〜。

今日はこれにておしまい。また明日。

サービスと「待ち時間」

こんにちは。石川大貴です。

今日は「待ち時間」についてのお話です。
病院の診察で待ち時間が長かったのにつられて思い出しました。

病院だけに限らず、待ち時間って普段の生活の中で結構あると思います。
飲食店や、タクシーとか、役所とか。

「待ち時間」というのもサービスの質に含まれる重要な要素です。

なんでもかんでも待ち時間が短ければ良い、というわけではなく
①楽しむためのサービスである
②にぎわってる感がプラスになるサービスである
この二つの条件を満たす場合には「待ち時間」が長いことがプラスに働くこともあります。

ディズニーランドなんかはもろにそうですよね。
待ち時間が長い=混んでいる=人気がある=きっと楽しいに違いない、と行った感じで無意識レベルで「待ち時間の長さ」がサービスのプラスに働いている側面があると思います。

直接スタッフに聞いたわけではないので定かではないですが、おそらく園側もこれを認識していて経営に活かしている(待ち時間をコントロールしている)場面も多くあります。

遊園地ビジネスなので当然閑散期もあります。
人が少ないときは、例えば入場ゲートをいつもよりも稼働を少なくします。そうすると少ないお客さんでも列はできます。

「便利な方が良いに決まってる」なんて思考でなんでもかんでも「早く、効率よく」を進めると自分の首をしめることもあると考えておいた方が良いよということですね。

もちろんお客さんは自分の口では、「並ばない方がありがたい、待たない方がありがたい」と言うかもしれません。

しかし、実際は列ができていることによって、受けるサービスの期待感が増幅されていることは世の中にざらにあります。

街中によくある、たい焼き屋さんなんかもそうです。

そういうところでは、(そもそも人件費かけたら赤字になっちゃうってのもあるし)一人とか二人でお店を回しています。そうするとすぐに商品を提供できないので、簡単に列ができます。

これで良いんです。待たせれば良いんです。人は人を呼びます。

心理学的には群衆効果と言います。
僕がたい焼き屋をやるとしたら、めちゃくちゃ丁寧に真心込めて作ってますとか内容の張り紙貼っておいて、めちゃくちゃゆっくりたい焼きを出すと思います。わざとね。

行列というのは自然にできるものではなく、作り出すことができます。

行列とは、つまりは「需要と供給のバランス」です。
お客さんが少ないときは、意図的に供給を減らしたら良いわけです。

東京に究極のヘッドスパを提供している「悟空のきもち」というマッサージ店があるのですが、
完全予約制で、需要がめちゃめちゃ多いのに、決してその全てを満たそうとしません。

いつも一ヶ月分の予約がわずか数分で全部埋まります。受けたくても受けられない人が大量にいる状態を保っています。もちろんサービス自体の質も最高なのでしょうが、「待ち時間」が人気の演出に一役買っているパターンです。

さて、一方で逆を考えてみましょうか。

楽しい系でないサービスの場合、例えば役所の手続きや、タクシーなどがそうですが、
これはもう待ち時間が長いことはお客さんの不満を招くだけです。

「どれだけ待ち時間を縮められるか」が、このビジネスの勝負になってきます。

タクシーの配車アプリも待ち時間を縮めるよう作られているし、アマゾンの1時間配送なんかも
効率、早さを突き詰めた結果ですよね。

今日の話はここまで。「待ち時間」もサービス設計の1つの重要ファクターですのでよく考えてみると良いかと思います。

さてここから先は完全に余談になります。

ビジネスの話というより、ヒューマニティーの話になります。
「待ち時間」で思い出したのがフィリピンに住んでいた時の話です。

僕は大学を休学してた時にフィリピンに住んでました。

向こうに滞在するために、ビザの更新手続きを3ヶ月に一回くらいするわけなんですが、ちょうど12月のクリスマスの時期に更新手続きに行ってしまったことがありました。

ただでさえいつも混んでいて、それでもゆったりと作業をするがフィリピン流なのですが笑、
その日はマジで丸一日かかるくらい待たされたと思います。待つことはしょっちゅうなんですが、その日は本当に死ぬほど待ちました。

「まだかまだか」とスタッフに聞いている客、スタッフに文句みたいなことを言っている客も多くいました。(日本人が、ですよ)

で、その中でこんな方がいました。

確か白髪のヨーロッパ系の人でした。歳は60過ぎてるくらいかと思います。

彼は、手続きが終わってパスポートを受け取り、「サンキュー」と言って建物を出てきました。

少ししたら、その男性がまた戻ってきて、なんか忘れたのかな?と思ったら、対応していた二人のスタッフに「グッジョブ(お疲れ様!)」と言ってコーヒーを差し入れしたんですね。

その光景を見た瞬間、僕の頭にはもう稲妻が落ちました。

だって、僕もイライラしてましたからね。5時間とか待ってたわけですよ。

日本人とか韓国人とかがワーワー文句を言っている。そんな中で、この対応は全く想定していなかったです。かっこよすぎて泣きそうになったくらいでした笑。ヤバイ、かっこいいと思いました。

日本に住んでて、こういう粋な対応ができる人ってまずいないと思います。

そんだけ待たされても、受付の人や事務の人は一生懸命仕事してるわけです。
確かに素早くて、プロフェッショナルな姿勢ではないかもしれません。だらだらやっているように見えるかもしれません。でも一日中やってくれてます。
(ちなみに付け加えておきますが、彼らスタッフの給料は超安いです)

きっとあのヨーロッパ紳士は、そういうことも考えて、あれほどの余裕を持ったジェントルマンな対応をしたんだと思います。

日本って、もうサービスが進み過ぎちゃってるんですよね。

先人たちが素晴らしい日本を作ってくれたおかげていろんなところで超すごいサービスが受けられます。スタンダードが上がりまくっているわけです。

「待てなくてイライラする」は、その象徴的な現象だと思ってます。
つまり、日本のサービスのスタンダードは超ハイレベルで待ち時間が少ないのも当たり前。

あの日から僕も、あのヨーロッパ人みたいな対応を真似したいなと思って生活してます。

僕の価値観はあのジェントルマンを見た時からガラッと変わって、受けるサービスの質や待ち時間でイライラすることはほぼなくなりましたね。余裕を持って、見れるようになったというか。

これからの日本は、揺り戻しというか、人口が減っていくわけなので、ゆっくりと衰退していくことは間違いないと思います。

あちこちで受けている今現状のサービスの質が30年後も維持できるのか?と言われれば怪しいかもしれません。

これから外国人もたくさん入ってきて、働く人も外国人だらけになる可能性もあります。
すると、日本人とは感覚が違うので(育っている環境が違うのだからこれは仕方のないこと)、あれ?と思うことも多くなってくるかもしれません。おせーなとか、愛想ねーなとか。

「待ち時間が長くてもイライラしない」能力は、これからの時代を生きていく上で意外と重要な力なのかもなと思った次第でした。

そういう余裕を持ったマインドの方が幸せに生きれるんじゃないかなと。
僕も、あの紳士に近づけるように余裕を持った人間になりたいと思って日々を生きています。

今日はおしまい。また明日。

起業をしたいなら今すぐ起業した方が良い理由

「起業をしたい」そう思っている人は、最短で起業を始めるべきです。
その理由を一つだけお話しします。

僕は、ある事業にフルコミットで参画して経営の実践をさせて頂きました。

まだまだ勉強不足ではある僕ですが、どちらかと言うと、インプット自体は結構してきた方だとは思います。大学の時に中小企業診断士の勉強から始め、様々なセミナーはもちろんのこと、本もかなりの量を読みましたし、ビジネススクールにも通いました。
一流の方々からも教わり、良質な情報にも触れていた方だと思います。

結果、いま何を思っているかと言うと

実際にやる方が100倍成長スピードが速い

ということです。

これはなぜかと言うと、
どんな知識やノウハウも実際にやってみないと役に立たないからです。

◆インプットとは何か?

この前訪れた友人の家に、美容器具やダイエット器具が沢山置いてありました。

インプットというのは言ってみればこれらの道具と全く一緒です。当たり前ですが、美容器具もダイエット器具も使わないと何の意味もないですよね。
買っても実際には使わなかった、3日坊主で終わってしまったという人は結構いるんじゃないかと思います。

使ってみない限りは、効果は出るはずがありません。
しばらく使ってみて初めて効果が出るかもしれないし、あるいは、効果がないことが分かるかもしれません。

インプットも全く一緒です。

もちろん沢山持っていることに越したことはありませんが、持っているだけでは何の価値も発揮しません。使って初めて効果を発揮します。

そういう意味では、さきほど僕が言った「実際にやる方が100倍成長スピードが速い」
というのは正確には間違っています。

正しくは、実際に使わないとゼロのままなので掛け算にはなりません。
やってみて初めて「0→1」へと変わっていきます。つまり、

セミナーに行ったり本を読んだりするだけでは1ミリも成長しない

そう思った方が良いと思います。

◆一輪車ではいつまでたっても安定しない

”勉強 と実践”、絶対に両輪を回していくべきですが、仮にどちらかを選べと言われたら重視すべきは実践の方です。多くの人が勉強だけの一輪車になっているような気がします。

これは何かというと「教えてもらうか、自分で気づくか」の違いです。
教えてもらうのは受動態であって、気づくのは能動態です。教えてもらうというのは非常に軽いのです。その場では理解した気になります。しかし、これが危険なのです。
実際には何も分かっていないことが非常に多いです。なぜこれが言えるかと言うと僕がそうだったからです。

実際にやってみたら、「あ、なるほどあの先生が言ってた意味ってこういうことだったのか!?」とか、失敗して痛みを知ってから初めて、「あ、あの本に書いてあったことがどれだけ重要かやっとわかった!」とか。

つまり、自分で気づくことが重要なのです。

自分で気づくから本当に使える知識に変容し、もっと言えば更に深堀りしていくことができます。やってみて新たに疑問が湧いてきたり、いやもっとこうした方が良いんじゃないかというオリジナリティーが初めて出てきます。

結局、自分の経験の中から手にした学びしか血肉にはなりません。

世の中のビジネス本が売れ続ける理由の一端もここにあります。
「100日で成功できる勉強法」のようなタイトルがいつの時代も店頭に並びます。中身の空っぽな本もありますが、有難いことにとんでもないことが書いてある本も沢山あります。

しかし、実際に本を読んで動く人はほとんどいません。セミナーの場合も一緒です。すごい秘密を暴露している先生もいる中で、同じようにスゴイ人がなかなか出てこないのは、実際に聞いたことをやらないからです。

始める方法を考えよう

目的はさておき起業をされたいと思っている方は、最短で実践に移す方法を考えていくべきです。
そのためにまず必要なのは、

「始めるのに最低限必要なものは何なのか」

これを定義することでしょう。これに対する僕の答えは
「アイデア+お金」の二つだけです。
ここは人によって変わってくるでしょうから、それぞれ考える必要があります。
始めるのに何が必要なのか、明確に考えていないからいつまでたっても始められないのです。

とにかく筆者の場合は、起業・経営はあくまで手段でしかないので、最短で実践できる選択肢を選びました。そして勉強だけしていた時よりも、何倍もの成長を感じる経験を得られました。

繰り返しますが、行動しないとインプットの意味はゼロです。

とにもかくにも、実践するのが一番成功への近道です。

そして、それを理解するのもまた実践してみるしかないのです。