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わけあって絶滅しました。 〜柔軟性のある人が強し【書評】

こんにちは。石川大貴です。

さて、今日はある本を読んで面白かったので、その本についての話です。
今日は「わけあって絶滅しました」という本です。

最近本屋でよく見かけるやつっすね。

この本なのですが、いろんな絶滅した動物が、なぜ絶滅したのか、ほっこりするようなユーモアある文体と絵で書かれています。めちゃくちゃ面白いです。子供にも良いですね。

例えば、ギガントピテクスという動物。
見た目はゴリラみたいな感じなのですが、ゴリラよりも体がデカかったらしいです。
彼らは、ベジタリアン。ササは栄養がなくて他の動物も食べてなかったからササを食料にしてたんだって。

そして、同じ時期にパンダが現れて、パンダがササを死ぬほど食っちゃったみたいです。
おかげでササがなくなってきて、体のでかいギガントピテクストが先に絶滅したというオチです。ドンマイ。

「ササ以外の食べ物を探して、他の場所に引っ越しすれば良かったんじゃねーの?」
というコメントと共に紹介されてました。

こんな感じでいろんな動物の例が次々と紹介されるんだけど、やっぱ「柔軟であること」が生物としては最強なんじゃないかと思った次第です。

この本は会社に置き換えても、個の人生に置き換えても読めると思います。

この世の中というのはは、誕生した瞬間から今までずーっと適者生存の世界です。
適合できなくなったものは淘汰されていきます。

「柔軟であること」とは、
①考え方を変えて、
②行動を変えられる
ということです。

環境はコントロールしきることはできませんし、常々変わっていくものです。
自分のことに当てはめてもよくわかりますよね。環境は人生のいろんなステージによって移ろいでいきます。

その都度、考え方を変えられて、行動を変えられれば、それは最強なんじゃないかと思うわけです。

問題が発生しても適応してベターを追求して、その場、その瞬間での幸せを常に追求していけるからです。

ビジネスの話だとお固いので、恋愛の話で考えます。

カップルや結婚した夫婦は世の中にたくさんいますが、その多くが別れます。

「好きじゃなくなって気持ちが無くなった」とか、「実際に付き合ってみて根本的に合わないから別れよう」といった場合は、何ら問題ないと思います。
むしろ、それが分かって良かった、と後から思えるかもしれません。

何事も実際に行動してみなければわからないので、まあ付き合って合わなかったら別れる、というのはまあまあ合理的で筆者としては大きな前進だと思います。合わなければ別れて次へ進めばいい。

ただ、「この人とずっと一緒にやっていきたいと思っていて全体としては好きなんだけど、ある一部分が嫌だから別れる」というのは勿体無いと思います。

そういう経験が誰にでもあると思いますが、解決する方法としては、
①どちらかが我慢し続ける
②どちらかが変わる
この二つしかありません。

昔なんかのテレビインタビューで見ましたが、結婚生活40年の夫婦にこう質問していました。

「結婚生活で一番重要なのはなんですか?」

すると、「忍耐」と答えた夫婦が数多くいました。なかなか含蓄のある答えですね笑

それは、時代背景もあると思います。昔の人は、「我慢する」風習が今よりも強いのだと思います。

いまは、昔ほど我慢しようという風潮はないので、これから親になっていく若い世代にとっては①「我慢し続ける」という解決法はなかなか合わないかもしれません。

この「我慢し続ける」は、けっこう無理があって、チリも積もれば山となり、いずれは噴火してしまうことも多々あります。

そうなると残りは②「どちらかが変わる」しかありません。

ちなみに筆者はというと、国際結婚です。
まあいろいろ大変です。

日本人同士の結婚生活でさえ大変で、どの家庭も苦労を乗り越えられて今があると思いますが、国際結婚だと、お互いに育った環境が全く違ったりします。

何かとつけて、考え方の違い、行動の違いが生じてきます。しかも、その「違い」具合が半端じゃねーわけです。

フィリピンに住んでるときに、日本人-フィリピン人カップルも多くみましたが、まあ苦労してますし、別れた人もめちゃくちゃ多いです。自分で言うのもなんですが、人間的に成熟してないと乗り越えるのは無理だと思います。

それでもうまくやれたのは、異常なほど「柔軟になった」からです。最初の方はよくぶつかってましたし、言い返すようなこともありましたが、いまはもうぶつかることは無くなりました。

何か「違い」とがあっても、一旦頭で整理して、とりあえず無条件に180度考え方を反転させてみるのが僕のやり方です。

頭の中でギュイーーンとスイッチを切り替えてみるわけです。仮にいま僕が「時間に厳格」ならば「時間にルーズ」に一旦切り替えてみるんです。どう思おうが、やってみるわけです。良いとか、悪いとか、自分の考えは一旦置いておいて。

そうすると大体わかってくるのですが、「あ、この考え方にはこんな良い面もあるんだな」と気づけるのことが予想外というか、とても面白いです。

例えば、時間にルーズな生き方というのは日本でやってる人は少ないかもしれないですが、実際に実践して見ると、これはこれでおもしれーな思います。

心にゆとりができるし、時間に遅れるのはその瞬間その瞬間にやりたいことをやっているから遅れるのであって、割と幸福度は高いです笑。ただし、現実的に人に迷惑をかけることもあります。だから、そのときはもう一度バランスを取って、時間に締めなきゃいけないときは締めるように変えます。

自分とは対極の、考え方、生き方の”正体”がわかってくると、バランスをとりつつ、お互いの良いとこ取りをしながら、具体的に対策を考えていけます。

これは、カウンセリングの話でいうと、認知行動療法と呼ばれる手法にも近いかもしれません。
認知行動療法とは、考え方云々よりも、とにもかくにもまず行動を変えてみる。
今まで自分はAという行動(習慣)をしていたが、とにかくBという行動(習慣)に変えてみる。
そして、行動を変えてみた結果、自分がどう感じるのかを観察していく、
というやり方です。(専門的に勉強したわけではないので、ざっくりです。間違っていたらすいません)

付け加えておきますが、「絶対的な正しさ」なんてこの世には存在しません。
どの考え方、どの行動にも「良い面」があり、「悪い面」があります。
いる場所が変われば、立場が変われば、時間が変われば、あなたの「正しさ」は変わっていきます。

「自分が正しい」と信じてやまない人がいるとすれば、大抵の場合、いち面しか見えていないのです。

「自分が正しい」と固執して生きている人は結構多いなと僕は思ってますし(しかも、そういう人は自覚ない)、固執することにそんな意義はないと思います。

大事にしたい価値観だとか、信念だとか、そういうのは強く持っておいても良いですが、普段の生活で出会うような問題に関してはガンガン考え方や行動を変容させながら生きてみても良いんじゃないのかな〜というのが僕の考えです。

この世に絶対的に正しいことなんてないし、絶対的なモノサシはありません。
人が変われば、場所が変われば、環境が変われば、正しいことは、間違ったことになったりします。誰かにとっての正義は、誰かにとっての悪になったりします。

そういう意味でも、「柔軟でいられること」は強いと思います。
二つの対局の考え方・行動。その良い面も悪い面も理解した上で、今の行動を選択できるわけです。

では最後に、「どうやったら柔軟性を身につけられるのか?」ですが
これは、
①自分を変えざるを得ない苛酷な環境に身を置く
②対局の世界を見にいく
という二つがあると思います。

やはり環境とは、生物にとっては一番影響を及ぼすものです。
そのままでは生きていけない所に身を置いてしまったら、変化しなければ絶滅した動物のように死んでしまうわけです
エサや住む場所を変えられなかったギガントピテクスみたいに。(本当に死んだらシャレにならないけどね)

国際恋愛してみるとか、留学するとか、今大企業で働いているんだったらベンチャーに一度行ってみるとか、利益重視の職場にいるならボランティアに一度行ってみるとか、まあそういうことです。

「柔軟になる」という意味においては、対局の世界を見てみる、経験してみることはプラスに働くんじゃなかろうかと思ってます。

長く書きすぎて疲れました。「柔軟性」について書くつもりが、なぜか恋愛の話になりました笑。
今日はこれでおしまいにします。また明日!